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死神とロールシャッハ / muu feat. 初音ミク

死神とロールシャッハ / muu feat. 初音ミク の歌詞

ある日夜中に目が覚めて
冷たい薬缶(やかん)に火をつける
テレビの画面は砂嵐
煙草の煙が目を刺した
ソファー腰掛け目を閉じる
チーズとビスケットをかじる
「何か 忘れてる気がするんだ」
口を拭って席を立つ

電話帳には赤い線
必要なのは手際よく
そして誰にも見つからずに
慌てずゆっくり探すこと
今日は早めに出かけよう
コートのボタンは千切れかけ
シャツに零したトマトの染みは
笑った老婆の顔のよう

唄はどこまでも続く
音程狂った笛の音
ただ棺の中の君と
もう少しだけ話がしたい

汽笛は蒸気を噴き出した
高らかに叫び君を待つ
愉快な彼らは踊り出す
灰色汚れた空の下

イカれた列車は走り出す
底なしの穴に落ちるように
陽気な彼らを送り出す
もう戻っては来ないのだろう

今日の仕事を始めよう
長靴を履いた女の子
食べかけのホットドッグを
バッグに詰めて歩き出す
スモッグ交る街の中
鼻歌まじりの足取りで
彼女の後ろを付けるだけ
黄色い切符を渡すだけ

私は鎌を持たないし
黒いフードもかぶらない
疲弊したニヒリズムと
少しの活字を持てばいい
火葬場の煙が上がり
薄汚い雲になる
足を持たない彼らには さて、
あれが何に見えるのだろう?

子供のような無邪気さで
憂鬱装い薄笑い
細い髪 震える肩
滲んだインクは君を呼ぶ

甘い弔いの言葉と
花を手向けた線路上
蠅も集(たか)る様な正義で
顔の無い兵隊が来る

汽笛は蒸気を噴き出した
安らかに眠る君を乗せ
愉快な彼らは踊り出す
パン屑のような星の下

イカれた列車は走り出す
底なしの穴に落ちるように
陽気な彼らを送り出す
もう戻っては来ないのだろう

イカれた列車は走り出す
底なしの穴に落ちるように
陽気な彼らを送り出す
もう戻っては来ないのだろう

タタ タタ

死神とロールシャッハ / muu feat. 初音ミク にコメント

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